東北大学大学院歯学研究科の松山祐輔歯科医師は高齢期に保持できている歯の本数が多い人は健康で長生きであることを明らかにしました。
これまでも残存歯の本数が死亡率や要介護になる確率に関与することはすでに数多くの研究で示されていましたが、ついに残存歯と寿命、要介護になる期間の短縮との関連結果が報告されました。
自分の歯が多く保たれている人は、0本の人にくらべ寿命が長いだけではなく、健康寿命(日常生活に制限の無い期間)が長く、要介護でいる期間が短いことがわかりました。
これにより、
歯の健康を保つことが、健康寿命の延伸と要介護でいる期間の短縮に寄与する可能性が示されました。
今の自分だけではなく将来の自分のことも考えてみてください。
あなた自身、あなたの家族の健康を。
《この研究成果は2017年6月13日米国化学雑誌Journal of Dental Researchに掲載されました。》